療養病床の削減で行き場のない高齢者は有料老人ホームへ?
有料老人ホームナビ
有料老人ホームナビ ホーム有料老人ホームのトピックス > 療養病床の削減で行き場のない高齢者は有料老人ホームへ?

療養病床の削減で行き場のない高齢者は有料老人ホームへ?

社会的入院は日本において重要な問題です。社会的入院をしている患者がいるために本来必要な医療が受けられない人がいるのも事実ではないでしょうか。

医療制度改革関連法の成立によって今後、療養病床が大幅に削減されます。介護と医療といった風に2つに分かれていた療養病床を1本化されるのは2012年の予定です。

介護型療養病床は現在13万床、医療方は25万床ですが、この数をこの6年間で半分以下の15万床に減らす予定なのです。半分以上ということです。中には行き場を失う人もいるのではないかといった懸念が現場からもれはじめているのです。

その患者達を受け入れる先は有料老人ホーム等の介護施設、というわけです。介護保険の財政は悪化しているのはみなさんもご存知の通りだと思いますが、財政悪化を止める策に現場は混乱しているのではないでしょうか。

社会的入院を減らす必要性は否定できませんが、行き場を失った患者達が行き着く先はあるのでしょうか?疑問は残ります。

記事 2006年7月13日

最近の記事