高齢者のうつ病対策
有料老人ホームナビ ホーム > 有料老人ホームのトピックス > 高齢者のうつ病対策
高齢者のうつ病対策
自殺大国ともいえる日本。98年以降8年連続で自殺者数は3万人を越えています。その要因のひとつといえるうつ病対策ですが、この度、高齢者に対してもうつ病対策を行おうと仙台市が大型都市では初めてとなる試みを来年から開始します。
仙台市におけるうつ病対策にはこの度の介護保険改正で設置された地域包括支援センターなどとも連動して行われる予定です。仙台市では以前に行われた試行で自殺者が4分の1に減ったことから、市全体での対策をスタートさせます。
具体的には住民検診の受信者や地域包括支援センターでの相談者などに対して2回にわけてうつの可能性をチェックし、うつと判断されれば、訪問看護師や精神科医からの支援を受けることができるという方向で検討しているといいます。
この仙台での試みの成果次第で、全国にも広まってゆくのではないかと思われますが、今後の経過が楽しみです。
記事 2006年7月16日