有料老人ホームの契約書はここに注意する

有料老人ホームを決定する際には契約書が必要になってきます。以前、重要事項説明書のトラブルでご紹介したとおり、契約書以前の重要事項説明書ですら入居契約後に渡すと答えた有料老人ホームがあったほどですから、契約書に関しても利用者は注意する必要があります。

重要事項説明書だけでは具体的なサービス内容や料金、契約事項についての説明などが明記されていないケースもあり、契約書を事前に確認しなければいけません。

有料老人ホームによっては入居一時金を支払ってもらったあとに契約書を利用者に見せる・・・というケースもあるようです。しかし、この場合、入居一時金を支払うということは契約することが大前提ですから、契約書を確認できなかったのにも関わらず契約が結ばれることになり、契約自体に拘束力がない可能性もあります。

いずれにしても、契約書を見ないままに入居一時金を支払うことだけは避けなければなりません。

記事　2007年1月10日