介護報酬の不正請求減少とは裏腹に
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介護報酬の不正請求減少とは裏腹に
厚生労働省がまとめた内容によると05年度の介護報酬不正請求がはじめて減少したことがわかりました。
一方で悪質な請求などのために指定を取り消された事業所は前年から増加して95事業所となったことが分かっています。
不正請求の減少の原因は、「コンピューターによる不正チェックシステムが04年度末から運用開始されたことなどが、早期発見や抑止につながったのではないか」とのことですが、悪質な業者が増えているのは大きな問題です。
悪質な行為としては
・無資格者によるケアプラン作成
・架空、不適切なケアプラン作成
・サービス提供の架空、水増し請求
などがあげられていますが、利用者もそういった業者がいることを忘れずに、もう少し介護というものについて、そして介護保険制度について学ぶ必要がありそうです。
介護保険制度について、よく知っているという利用者やその家族はとても少ないのが現状ですが、それも少しずつ変えてゆかなければなりません。
記事 2006年8月3日