介護予防に期待する市区町村長は8割

今年4月から始まった介護保険の新たなサービス、介護予防に全国の市区町村長の8割が期待していることが共同通信社などの調査でわかったといいます。

その理由としては財政面での改善などを一番に上げる回答が多かったのですが、一方で高齢化が深刻化している市町村では期待していると回答する率が少なかったといいます。

介護予防の対する懸念としては「どれだけの効果があるか、現時点では必ずしも明確ではない」という意見もあります。筋力トレーニングですが、以前厚生労働省が行った実験では逆に状態が悪化した例もありますから、それもうなずけます。

いずれにしてもはっきりとした効果が測定できるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

記事　2006年8月4日